グーフィー (Goofy)の介護日記

お袋がアルツハイマーと診断されてから

特別養護老人ホーム

昨日、特養の施設へ行って契約をしてきた。下手なホテルより広くて綺麗だわ!ビックリした。オイラが引越ししたいくらいだ。さて、入所時期はいつごろにするかという談になって、オイラは明後日にお願いしますと答えた。オイラにとって善は急げなのだ。すると担当者は「これが用意できないでしょ!?」と言う。それは医者の診療情報提供表いわゆる紹介状だ。それでは医者と相談してから決めたいと思うと言って契約を終えた。水曜日はデイサービスが休みなので、この日から入れればいいと思っていたので少しガッカリした。書類がすべて揃わないと入所できないという訳だ。

オイラは午後一の仕事を一本こなして、すぐに病院へ向かった。

受付で明後日の朝までに書いてほしいと少しゴネてみた。受付の年季のはいったお姉さんは、先生に聞いてきますと言って奥へ引っ込んだ。しばらくしてお姉さんが戻ってきて、今日中に書いてくれるそうですと言った。ガッツだぜ!

すかさず施設に電話を入れ、書類は揃ったので朝の話の通り水曜日の朝一で迎えに来てくれと頼んだ。

こうしてトントン拍子で入所が明日に決まった。オイラは動きだすと早いのだ。ケアマネージャに報告すると、エ゛~ッそんなにスグですかぁ??と驚いていた。もう一度言う、善は急げだ!

そして今日すべての契約書、承諾書に判をついて準備が整った。本人の知らないところで、人生の舵が大きく切られていくことにどう感じるのだろう?

昨日2月8日はグーフィー四十九日だった。このゴタゴタがひと段落して、花と線香を供えてやった。見てたか?上手くいったぜ!グーフィー

嬉しいことダブルで

いつもは憂鬱な水曜日だが、水木とショートステイなのだ。落ち着くわ~。

もうひとつ嬉しいことは、特養の入所が決まりそうなのだ。先週、婆さんと面談したのだ!そして今日入所できますよと連絡が入った。来週、契約しに行ってくる。

もう今夜はルンルンである。

ウンコ漏らす

今日、デイサービスから帰ってきた時の申し送りを紹介しよう。

昼食後、トイレでウンコを漏らしたということだ。しかも大量にという形容詞がついた。便座、床、壁がウンコまみれになったという。自分で掃除しようとしていたらしいが、ウンコまみれの手ではよけい汚すだけだ。

想像しただけで地獄絵図だ。頼むから家では失敗しないでくれよ!神様、仏様お願いします。

故障中

もう3,4ヶ月ほど前だろうか、迎えに来たスタッフと話した。最近お漏らしが酷いと。するとスタッフが「そう言えば良くお茶を飲んでるわね」と言う。この日から婆さんがどのくらい水分を摂取してるか調査が始まった。初日は1.8リットルも飲んでいた。多い時は2リットル以上飲んでいる日もあった。

医者に相談すると、1リットル以下で十分ということだったので、スタッフに伝えておいた。

デイサービスではあの手この手で、婆さんの水分摂取を阻止しているようだ。婆さんが給茶器に近付こうとすると、塗り絵をさせて気を逸らしたりして…。

だが最近は阻止しようとすると怒りだすという。業を煮やしたスタッフは、婆さんが給茶器に近付いた時に、給茶器に故障中と貼り紙をするらしい。これは今のところ上手くいっているという。

おかげで一日の摂取量は1リットル程度になった。だが、お漏らしや寝小便は収まらないのだ!

ショートステイ

昨日の朝、いつものように迎えの車を待っていた。するとH家の車がきて、スタッフが降りてきた。

「えっ!?」

今日はO苑のはずだが?

H家は明日でしょ?」

「言われた通りに迎えに来たんですけど…」

オイラはスケジュール表を取りにいって確認してみた。やっぱり今日はO苑で、H家は明日だ。お互い電話で確かめてみる。オイラはケアマネージャに電話をしたが、9時前でつかまらない。折り返し電話をくれるよう頼むと、3分ほどで担当のケアマネージャから電話がきた。

「今H家の迎えが来てるんですけど?」

「あら、ショートステイ入れましょうって言ったじゃないですか!?」

「ええ、今日だったんですか?聞いてないッスヨ~!じゃあ今日はH家でショートステイってことでいいんですね?」

ということで急遽ショートステイになった。デイサービスのままの荷物だったので、夕方に寝巻や替えの紙パンツ、薬やらを取りに来てもらった。その時に様子を伺うと、泊る気になっていると言う。

シメシメ今度は上手くいきそうだ。

 

ということで、もうすぐ一泊二日を終えて婆さんが帰ってくる。これで特養の入所へ一歩前進だ。

新年早々、医者から

「この様子だと在宅介護はもう無理ですね!」

と言われているほどなのだ。

元旦の悪夢

皆さん、あけましておめでとうございます。

元日は親戚の新年会が六本木ヒルズのホテルでありました。オイラは朝一で婆さんを病院へ連れていき、デイサービスに預けて、六本木へ急いだ。六本木ヒルズなんて初めて行ったわ!思ったより人出はなかった。ビュッフェスタイルのフレンチということで、飲み放題、食べ放題だ。シャンパン飲んで、肉食って、ワイン飲んで、魚食って、腹パンパンで帰ってきた。

さて元旦からオイラには初夢ならぬ、悪夢が降り注いだ。

元旦の深夜、正確には2日の午前3時にシッコの為目が覚めた。トイレに入ると正月早々やらかしてあった。紙おむつをビリビリに破いて、今世紀最大級の爆撃である。心なしか、いつもの吸水材より多目にシッコを吸っているようだ。また深夜にトイレ掃除だよ!

そして4時頃になり、そろそろ起きるか!?とウトウトしていると、婆さんがトイレに入る気配がした。

婆さんが出てから、トイレを見ると今度は小規模ながら散らかっていた。さらに水溜りが出来ている。もとい小便溜まりだ!!最近これがちょくちょくある。最初に見つけた時は、ナビィがやったのか!?と思ったが、お利口さんのナビィではなかった。莫迦の婆さんが漏らすのだ。どういう体勢で漏らすと、こんなところに水溜りが出来るのか?ってなところに出来ている。

新年から一時間に2回もトイレ掃除をやらされる羽目になった。

それに年末に頭を打ってから、なんか婆さんの様子がおかしい。突然変異で莫迦が進化したようだ。

病院通い

救急病棟から帰ってきてから、昼の会話は前の記事に書いた。昼飯を食わせてる時、もう転倒して怪我をしたことは覚えていないのだ。

そしてまた寝かせて6時ごろ晩飯の為起こした。これがまた傑作だ!飯を食べ終わって、寝てろよ!と声を掛けると「まだ6時だもの起きるには早いよ、もう一回寝るよ」などと言っている。夜と朝を勘違いしているようだ。

さて、翌30日も病院へ連れて行った。頭をぶつけて切れたのではなく、タンコブが腫れて皮膚が裂けたのだそうだ。だから縫って治すのではなく、自然につくのを待つしかないという。

安静にする必要はないが、次は元旦に診せに来いということだ。

ヤレヤレ2日間も婆さんが家にいるのかとウンザリしていたが、普通に生活して良いということで、駄目元でデイサービスに今から行っていいか電話してみた。

10時頃だったが、いいですよと快い返事だった。施設はちょうど病院の裏で、車で5分とかからない。荷物は持ってきたので、そのまま直行した。

さて今日は通常通りにデイサービスに行く。元旦も病院へ行ってから連れていくと伝えてある。年末年始に利用する施設は、晩飯も付けてもらっているので、オイラが準備する必要はない。今日は大晦日だ、一日中呑んでやる!

では皆さん良い年を迎えてください。