日経プレミアムゼミナール
さて今年も残すところ一ヶ月となりました。皆さま如何お過ごしでしょうか。オイラは年内にもう一回くらいは18mを射っておきたいところです。体幹トレーニングの効果が楽しみです。
表題の通り仕事を休んで、講演会に行ってきました。一応抽選で当たったようなので(笑)
オイラの目的は「世界経済の現状と今後」でした。一部と二部に分かれていて、一部は「英EU離脱、米大統領選。市場激動」というものです。ちょっと期待して行ったのですが、抽選とはいえ入場無料じゃこんなもんかというのが感想です。
二部は中田英寿の「世界を旅してなんちゃらかんちゃら」というものでしたが、聞かないで帰ったので内容はわかりません。
一部が終わって休憩時間にロビーに出て、雑誌や書籍頒布の担当者と話しをしていると、二部が始まりますよと言われた。オイラは「中田さんに興味ないっす」と答えて帰ってきた。
驚いたのは当日の会場は1,000人収容のホールである。ほぼ満席だ。その中で中田氏の話しを聞かずに帰ったのはオイラ一人だったということだ。
999人のお目当は中田氏だったのである。皆、世界の経済動向なんて興味ないのだ(笑)
二部ではオイラの指定席だった11列38番がポツンと空席になっていたのだ。
次は有料の経済セミナーでも行ってみようと思っている。
体幹トレーニングを始めよう
ここ2,3週間はレンジに行っていない。最後に行った時、弓を強いものに変えてローアンカーに挑戦してみた。弓は長さと強さがある。長さは66インチが一般的なのだろうか、強さは引く時の重さで表す。今まで62インチ、25ポンド、ワンピースの弓を使っていた。たまたま弓を取る時に他の弓を見ると、66インチ28ポンド、テイクダウンの弓を見つけた。テイクダウンとは分割できる弓だ。
この弓でローアンカーを始めた訳だが、一射はいいのだが続けて射とうとすると肩から腕からプルプルしてくるのだ。そんな訳で休み休み射っていた。
そこへレンジの主人がやってきた。数年前に脳出血をおこし、アーチェリーはできず杖をついて歩く爺さんだ。この主人にローアンカーのイロハを教わってこの日は帰ってきた。
帰ってきてコリャ身体を鍛えないといかんな!と思い始めた。で、色々調べてアーチェリーでも謳われている「体幹トレーニング」を始めることにした。
ダイエットにもいいらしいですよ、奥さん(笑)
そしてコレ!
紹介が遅れたが、待望のマイボウだ!左上から説明していこう。
黒いプラスチックの小さなパーツがアローレスト120円×3個(2個は交換用予備)
白い紐状のストリング(ダクロン弦)550円
紫色の矢(アロー)600円×6本
白い2枚の板が弓本体の上下リム5,200円
上下にリムを取り付ける木製のハンドル(ライザー)6,600円
一番下にあるのがサイト(照準器)1,100円
アーチェリーを始める為の道具には少なくとも20万、良い得点を出したければ30万などと言われている。オイラが揃えた道具は取り敢えず17,410円で済んだ!これは謂わゆる練習用、備品用と謳われ売られているものだ。始めたばかりのオイラの練習用には充分である。全て複数のネットショップから買ったが、送料がタダになるようにした。
あとは身体につける防具と言われるものがあるが、アームガードとタブで3,000円くらいのものだ。
ハンドルとリムを組み立てて、ストリングを張ってみた。
体幹トレーニングに加えて、この弓で素引きをして72射くらい余裕で射てるようにならなくてはな!素引きとは、野球やゴルフの素振りと同じだ。
ここ一ヶ月くらいは、家でこんなことをしている。
握るな!
夏休みは射つ機会がなかった。というか行かなかった。やっと9月になってゆっくり射てるようになった。
それで腕前はというと、矢がバラけるのである。M(点数の円から外れる、0点)を2本も出してしまった。
そこで審判員の教えを思い出し、どこがいけないのか考えた。すると知らず知らずのうちにやってしまっていることに気が付いた。
弓を握るな!
これは矢を射つときは勿論、射った後も握ってはいけないのだ。オイラは気付かないうちに握っていたようだ。
弓を握っていないと、射った後弓は床に落ちる。当然だ。だからオイラは無意識に握ってしまっていた。
弓が落ちないように左手につける用具がある。ボウスリングとかフィンガースリングという。弓に自然な動きをさせる為の物のようだ!弓の自然な動きを邪魔しないように、弓を握らなくても手から落ちないようにする為のものだ!
下のものが市販品、上は某審判員に貰った手作りの逸品だ。まだオイラがボウスリングをつけずに射っていた頃、これをつけなきゃ駄目だよ、あげるよと言ってくれたのだ!
市販品は指に掛けてその中に弓を通す。これで手を放したままでも、弓は落ちないという訳だ!
意識するようになって、矢がゴールド(的の真ん中、黄色の10点と9点)にまとまるようになってきた。そろそろ30mにステップアップか!?
貸し弓と防具
リオ五輪が終わった。普段テレビは観ないが、NHKのニュースと天気予報は観る。このNHKがオリンピック一色になったのだから、嫌でも見入ってしまう。オイラは卓球女子に吸い込まれた。特に石川佳純とカットマン(キム・ ソンイ)の対戦はテレビの前から動けなかったほどに釘付けになった。競い合うっていいよな!福原・石川・伊藤に乾杯!
アーチェリーはほとんど放映されなかったな。合計で3分間くらいか?(笑)
レンジでアーチェリーの修行を始めて以来オイラはレンジの弓と矢、それに防具一式(グローブ、アームガード)を借りて射ってきた。この貸し弓がボロボロの代物なのだ。小中高校生が乱暴に扱うし、そもそも何十年も前の道具のままだ!このオンボロに毎回200+200円を払い続けてきた。
通い始めて何回目かにアーチェリーの審判員だという御仁がオイラに話しかけてきた。「誰に教わったの?」と聞かれたが、オイラは誰にも教わったことはなかった。するとこの御仁は色々とアドバイスをしてくれた。このアドバイスのおかげで10m150点が出せたと言っても過言ではない。曰く「この弓じゃ〜ねぇ〜」である。センターショットが狂っていると言う。弓と弦と矢が一直線に揃ってないのだ。
18mの得点が上がらないのは、道具の所為だ!!もうおわかりだろう、夏休みは射てないので、この期に自前の道具を揃えることにした。その道具については次回。
最後に審判員からのアドバイスを覚え書きとして記しておこう。因みにオイラは右利きだ。
・左肩を落とせ
・左腕をもっと捻れ
・頭を真っ直ぐに、顎を引け
・弓は握らず、手のひらで押せ
こんな感じかな。特にアーチェリーでは利き目が重要とどこかで見た。オイラの利き目も右である。
初心者対象最高得点の発表
先日、10m18射で150点を超えたと報告したが、レンジに名前を貼り出すか?と聞かれ出してくれと言って名前を知らせておいた。しかし、いつまで経ってもオイラの名前は貼り出されることはなかった。まぁそんなことはどうでもいいわ、と思っていたのだ。
先週、帰りがけにふと見ると、オイラの名前が出ていた。こんなもんに書き出すだけに一ヶ月以上かかっているのか!?
夏休みに入って中学生や高校生の部活の練習場所になっている。レンジの二代目がアーチェリー部のコーチも兼ねているのだ。昼には終わるようだが、オイラも午前中に射ちたいのだ。皆、行儀はいいのだが、一部キャキャ五月蝿い中学生がいる。
夏休みは毎日部活の練習があるのか?とレンジの婆さんに聞くと、月水金だという。今日は木曜だ!静かに落ち着いて射てそうだ、行ってこよう。
と思ったら、高校生が練習に励んでいた。婆さんに聞くと、中学生は月水金だが、高校生はいつでも練習に来るという。さらに来週はお盆で社会人も平日に来るそうだ!来週は行っても一杯で射てないかもしれないな!?
民間レンジと公設射場
先週レンジに行ったときのものだ。18mでも矢が集まってきたぞ、と思ったらこれがこの日のベストだった。47点かな!?
さて、今までオイラは民間のレンジでしか射っていない。以前、72射、約2時間で2,000円程度と書いたが、アーチェリーをできるのはここだけではない。市のスポーツセンターにも射場があるのだ。一番の利点は利用料金だ!一回2時間射ち放題で320円、駐車場が300円で600円ほどで利用できる。場所はレンジより遠くなるが、婆さんの老人ホームより近い。老人ホームに行く途中にあるので、都合がいいかも知れない。
ただし市の射場を利用するのには認定が必要なのだ。認定員の前で点取りをし、30m36射280点以上出さなければ認定証が貰えない。
かなり敷居が高いのだ。オイラはまだ30mすら射ったことがない。認定員と少し話したが、クラブ員でさえ280点を取れないこともあるという。ヘタクソには射たせねぇよ!と言うことだ!
やれやれオイラの目標は18m、30mと出来た訳だが、目標達成まで今のレンジに通って2,000円を払い続けることになるのであった。
次の目標は
ラジオの永六輔に続いてテレビの大橋巨泉が逝った。婆さんより3歳若い。間際の40kg台の姿は見てられんな。大橋巨泉といえばオイラには、「ゲバゲバ90分」隠れて見た「11PM」と「ハッパフミフミ」だな!アドリブでやった巨泉もだが、GOを出したパイロットも凄いわ!二人に合唱。
話をアーチェリーに戻そう。10mの壁は5週目に155点で乗り越えられた。その後も150点アップは何度も出すことができるようになった。さて18mの課題だが、グルーピングできたら………というなんとも曖昧な目標だ!グルーピングとは的の一点に射った矢が集まることで、必ずしも真ん中に集めることではない。同時にハイアンカーからローアンカーに移行しなさいと。ハイアンカーは弦の引き手(人差し指)を唇の端にもってくる、一方ローアンカーはアゴの下にもってくるのだ。ローアンカーは長距離スタイルだという。
そこで自分なりの目標を作った。
日本のアーチェリーを仕切っている組織にアーチェリー連盟というのがある。そこで認定制度(スターバッチ)があり、これが18m60射で何点出せるかというもので、ランク関係なくこれをひとつ取得すれば公式試合に出られるようになるのだ。ちょっとランクをまとめてみる。
紫 595点以上 7,500円
白 585~594点 6,500円
赤 575~584点 5,500円
金 550~574点 4,500円
銀 520~549点 4,000円
銅 490~519点 3,500円
緑 240点以上 800円
色はランクを表すバッチの色で、金額は申請料だ!緑を持っていれば、大手を振って試合に出られるので、800円の緑以外は取る気はない。たかがバッチごときに7,500円払うとは狂気の沙汰だ!問題はどのランクを目標とするか?だけだ!緑など今でも30射で出せる………と思う(汗)
取り敢えずの目標点数は「金」かな!?
試合参戦に関してはバッチ以外に、連盟に選手登録せにゃならんのか?年会費が発生するじゃないか。
では今日もレンジに射ちに行ってきます。