グーフィー (Goofy)の介護日記

お袋がアルツハイマーと診断されてから

灯油

実家では石油ファンヒータを使っている。12畳ほどのリビングにちっこいファンヒータひとつだけ。お袋とふたりだけなので、寄り添って温風にあたっていれば十分である。

コタツもあったのだが、叔母にあげたと言う。オイルヒーターもあげたのか?と聞くと、オイルヒーターって何よ?知らないよ、だと。今度叔母に確認しておこう。

普段は日曜日に配達にやってくる業者から灯油を買っているらしい。備蓄が2缶あるのだが、木曜ぐらいに2缶とも底をついた。ファンヒーターのタンクには満杯に入っているが、日曜まではもたないだろう。ということで近くのガソリンスタンドまで買いに行くことにした。18リットル缶を旅行用のキャリーに括りつけて、転がしながら歩いてスタンドへ。いくら?と聞くと、ゴニュゴニョ825円と聞こえた。少し高くなったなと感じたが、よく聞くと1,825円だという。ここ何十年も灯油とは無縁の生活をおくっていたので、この値段にはたまげた。最後に灯油を買っていたころは、600~700円だったはずだ。

家に帰ってきてお袋に灯油いくらで買ってるんだ?と聞いてもわからんとしか答えない。日曜になって配達の業者から1缶買ったら1,850円だった。高いな~ぁ!!

思惑通り土曜の夜に灯油が切れた。買いに行ってなければ、土曜の夜から日曜の朝まで暖房なしを余儀なくされていたかもしれない。その間お袋は買いに行かなくても大丈夫でしょ!などと呑気なこと言っていたのだから…。まぁ最悪、エアコンや電気ヒーターがあるので凍死することはないわな!