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グーフィー (Goofy)の介護日記

お袋がアルツハイマーと診断されてから

晩飯

うちには買い置きの食材というものが一切ない。単独ではあるのだが、肉が必要だったりして食える状態にまでいかないものばかりだ。先日お袋が筑前煮の具の水煮を買ってきたようだ。筑前煮食いたいのかい?これだけじゃダメだぞ!肉が必要だし、煮汁作れるのか?しばらくすると惣菜で筑前煮を買ってきた。どんだけ筑前煮が食いたいんだ?

お袋の買い物はその場限りである。昼なら昼に食べるパンだけを買ってくる。ついでに夜の分を何か買っておこう、とはならない。だからいつも食事をどうするか悩んでいる。悩んでも料理をする訳ではない。調理なんてとっくに諦めている。弁当や総菜をどこで買ってくるか悩んでいるのだ。

昨日の夜のことだ。夕方何か買ってこようと言って散歩に出て行った。しかし何も買ってはこなかった。晩飯がご飯しかない。もうお袋も買い物には行きたくなかったのだろう。ご飯一膳と生卵、それにいつのかわからないとろろ昆布と鰹節をパラパラかけて湯を注いだものを出してきた。冗談じゃないぞお袋。だいたいなんだこの物体は?とろろ昆布?カビてないか?粉吹いてるぞ?標準の形態からかなり進化しているとろろ昆布だ。何も言われなければとろろ昆布だなんて絶対わからない。

仕方ないので夕飯の時間にスーパーに買い出しに行った。ついでに2,3日分の食材を買ってきておいた。刺身が見切り品で半額だったので、今夜は刺身定食じゃ!

その後お袋は4,5回冷蔵庫を開け閉めしながら、なんか食べるものが一杯あるよ!これだったら台風が来ても大丈夫だ!などとブツブツ言っていた。風呂入ったら早く寝ろ!

さて筑前煮用に鶏肉でも買ってくるか!味醂もないぞ。あれ?ちゃんと確かめてみたら賞味期限が去年の夏だ。この筑前煮の具はどっから出てきたんだ!?お袋がこんなもの買ってくるなんておかしいと思ったよ!