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グーフィー (Goofy)の介護日記

お袋がアルツハイマーと診断されてから

流れ作業

今朝、お袋が散歩から10分もせず帰ってきた。だいたい予想がつくようになった。また何か見つけてパチってきたのだ。早いな?と聞くと、グーちゃんが帰ろうって言うのよ、なんて言い訳をする。散歩なんかそっちのけで帰ってくるお袋の行動が読めるようになってきた。何を持ち帰ってきたのかはあとでいい、取り敢えずグーフィーにリードを付け直し、お袋の見ている前でナビィと共に散歩へ連れ出した。

グーフィーは糞を2回もした。ナビィも連られたのか2回した。まったく2頭とも呑気なもんだ。犬の糞を4回拾いながら1時間半ほどで帰ってきた。

グーフィーは帰ってくると餌を食べるまで吠えまくる。するとお袋は、さっきあげたでしょ!静かにしなさい、などと叱る。まだ食ってないよ!と餌を作ってやり、玄関先に突っ立ているお袋に、ホレあげれ!と餌の入ったボールを渡す。さっきあげたと思うけどなぁ!などと言いながら不満そうに餌をグーフィーにあげた。

これだけで満足するグーフィーではない。デザートがあるのだ。デザートが出てくるまで吠えまくっている。牛乳を水で薄めて飲ませてやると、やっと大人しくなった。

その間、お袋の顔にはハテナマークが一杯で、ポカ~ンとしていた。ナビィの餌も作ってやって暫くすると、さっきグーちゃんの餌を私に渡したよね?あれなんだったの!?なんて言っている。お袋のなかでは朝の散歩は終わって餌も食べて、グーフィーは庭の小屋で大人しくしていると思っていたのだ。自分が連れ出していたなんて夢にも思っていないのだ。グーフィーはいつも通り庭にいるもんだと。

お袋には一日のルーチンワークが出来上がっているのだ。それはそれでやっとの思いで出来ているのだろう。曜日も何も関係ない、やることは毎日同じだ。しかし今朝のようにいつもと違う状況に遭遇すると、とたんに対応できなくなる。何がどうなっているのかサッパリわからん状態になるのだ。ちょっと前までは自分がグーフィーを連れ出しても理解していたんだがなぁ、もうわからんくなってしまったんだなぁ。お袋の人生は流れ作業のように、あとは同じことの繰り返しだけで終わっていくのかっ!?

さて、お袋今朝は何をパチってきたんだ?毛糸でできたポシェットか、エコバッグもあるな。おい、このエコバッグ値札が付いているじゃないか?どっから盗ってきたんだ?いい加減にしろよ!明日の朝、ゴミ収集に出す仕事がまた増えたわ。