グーフィー (Goofy)の介護日記

お袋がアルツハイマーと診断されてから

電話番号

自分が帰ってきた頃、何かの応募券を集めていた。20枚くらいあったが、よくよく調べてみるとみな応募期限が過ぎているものだった。その後、定期的に集まるので台紙を貰ってきて応募券を貼り付けてやっていた。

一回目は3枚で応募できて、ランチョンマットを1枚貰った。2回目からは10枚集めないと応募できない。昨日10枚目の応募券が揃った。

お袋に台紙に名前など書いておけと言って渡した。郵便番号、住所、氏名、生年月日まではちゃんと書けた。電話番号が書けずに、どこかに書いてあるとこはないかと探している。

見ると電話番号の先頭に”2”と書いている。30数年付き合った電話番号を忘れたか!?市外局番は日本全国"0"から始まるんだぞ!

その後、市外局番を教えるが、局番が思い出せない。局番を教えるが、番号が出てこない。番号の2桁を教えても、下2桁が出てこない。ヤレヤレ…。これじゃ迷子になったら連絡取れんな!せっかく買ってやった見守り携帯も、下駄箱の上に置きっ放しで持ち歩いたことなんてないんだから…。次に住所が出てこなくなったら仕舞いだ。

ちなみに"2"という番号は、xxx(xxx)2xxxの一か所だけである。IP電話もあるが、そんなもの利用していることすらわからんだろうな!何それ、美味しいの?なんて言いかねない。

このランチョンマットはお袋のお気に入りである。だが、汚す、汚す。

食事が終ったあとのランチョンマットはいつも食べカスでボロボロだ。ランチョンマットだけでなく、食卓も椅子も床も食べカスでボロボロになる。保育園児の食後のようだ、まったく!