グーフィー (Goofy)の介護日記

お袋がアルツハイマーと診断されてから

お彼岸

もう過ぎちゃいましたが、お墓参りにおいでと呼んでます。

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大分前にお袋が夢を見たと言って、お彼岸にはお墓参りに行ってこようなどと言っていた。当然、墓参りなどすっかり忘れている。

最近、忘れると言うよりハナから覚えられないといった状況だ。それで「私は大丈夫だよ」なんて言ってるんだから始末が悪い。

先週、伯母さんに会いに行った。お袋の義姉だが、お袋と同い年だ。認知症になっていた。話してみるとお袋と症状が同じくらいだろうか!?お袋の兄貴である伯父さんは既に介護施設に入っている。この伯母さんが認知症であることを自分で認識できているのだ。お袋とは大違い、こうなるとかなり手が掛らないのではろうか。羨ましい限りだ。

その伯父さんの見舞いに今日お袋を連れて行ってこようと思っている。これを説明し分からせるために、また一苦労だ。場所はどこそこだ。その病院じゃない。伯父さんは認知症で施設に入っている。オイラが今日は仕事を空けたから今日行くんだ。昼飯もついでに外で食おう。もうこんなことを何度も何度も繰り返し言って聞かせないとダメである。鶏の脳と同じレベルだ、疲れるのだ。

忘れるってのは最強である。忘れたことを忘れるのだから最初から何もないのと同じだ。お袋が自分のことを大丈夫なんて言ってる根拠は何もない。さらにそれすらもわかっていない。なんか哲学っぽくなってきたな。

 

薬で脳を活性化させて進行を遅らせることになんのメリットがあるのだろう!?最近つくづく思う。