○○スーパーの裏の中○よっ!
このブログは婆さんの介護の様子を綴るために始めた。最近、婆さんが登場しないので少し書こう!実は少しずつ着実に認知は衰えていっているのだ。
昨日、婆さんがデイサービスの迎えの車に乗る姿を、車の後ろから心配そうに覗き込む一人の婆さんがいた。
ウチの婆さんが車に乗り込んで、さてドアを閉めて走り出そうかというときに、車の脇をすり抜けて開いているドアに頭を突っ込んだ。
「○子さん、中○よっ!覚えてる?」
ウチの婆さんはシートに座り、ポカンとしている。自分に問われていると思ってないようだ。
「中○よっ!○○スーパーの裏の中○よ!」
「誰?」と婆さんはスタッフに聞いた。スタッフが知ってる訳がない。
「分からないの?じゃぁいいわ!ごめんなさい」
そう言って車はドアを閉め発車した。
後に残された、オイラと中○の婆さん。少し立ち話をした。家の前に介護の送迎車が止まっていたので、気になって追いかけてきたという。聞くと犬を飼ってる同士の付き合いがあったようだ。ウチの婆さんの歳を言うと、同い年だと言う。心臓が悪くて通院しているが、シャキシャキしている。ウチの婆さんの様子に、少なからずショックを受けたようだ。
こんな感じで家でも自分の持ち物さえ何なのか分からなくなってきている。
追記
二人の婆さんの遣り取りを聞いていて、これを思い出した。
※最初ナンバーワンバンドの「もも」だったと思って検索したが、スネークマンショーだったんだ。昭和の4,50年代はこんなことを面白がっていたのだ!