グーフィー (Goofy)の介護日記

お袋がアルツハイマーと診断されてから

帰宅願望

3月の後半から仕事がバタバタしていて、ブログも4月は一件も投稿できなかった。婆さんに会いに行くのも、やっとゴールデンウイーク前に行ったくらいだ。

婆さんはと言えば、施設の居心地がいいらしく呑気に暮らしているようだ。入所したころはテーブルの隅っこからテレビを覗くように観ていたが、今ではテレビのまん前に椅子を設えて鑑賞している。まるでテレビを独占するお局様だ。

食事の時間は決まっていなくて、好きな時間に食べているという。だが、共同のテレビは時間が決まっている。夜になってテレビが消されると、トボトボと廊下を行き来しているという。スタッフが「部屋にテレビを持ってきてあげたら!?」と言うが、そんなことしたら部屋に閉じ籠ってしまうだろう。どうするか思案中である。

在宅介護のときはショートステイでさえ帰宅願望が強く手を焼いたが、今じゃオイラが「また来るわ、じゃあな!」と言っても「はいよ、またね!」なんて言って、家に帰りたい素振りをまったく見せない。良いんだか、悪いんだか?

スタッフが「庭に出て散歩しましょう?」と声を掛けると「夕方に犬の散歩をするから、今はいい」と言うらしい。まだそんなことを言っているのか?