グーフィー (Goofy)の介護日記

お袋がアルツハイマーと診断されてから

お茶っ葉

昨日のデイサービスで入れ歯を洗浄剤で洗った後、そのまま口に入れてムセたという。帰ってきたときに送迎の職員が平謝りだ。そんなことはもう日常茶飯事になりつつある。自分では何もかも普通にできていると思っているから、人を頼らない。だから自分で全てやろうとして失敗するのだ。失敗したことは覚えていないので、一切学習しない。

今、家ではこんなことが起こっている。

もう2,3週間前からお茶がない。お茶は婆さんの好物のひとつだ。以前はオイラが残量を確認しながら補充していた。デイサービスから帰ってきてグーフィーの散歩が終わると、さて一服となる。だけど今はお茶はないのだ。どうなるか買わずに少し観察している。

「あれ、お茶がないよ!明日買ってこよう」

これを毎日繰り返すのだ。もう一度言うが毎日だ!あたかもたった今、ないことに気が付いたように。当然、すぐに忘れるから、いつまで経っても「さて買ってこよう」にはならない。余談だが、気が付いて買おうとしても財布はないから自分では買えない状況だ。これが人を頼って「ないから買ってきてよ」になるのはいつのことだろう。